犬の予防と病気について
1.混合ワクチン接種
ワクチンは病気を予防する意味で非常に重要なものです。初年度は2~3回の接種が必要です。その後は1年に1回の追加接種で済みます。当院の混合ワクチンには5種、7種があり、それぞれ内容が異なります。獣医師と相談の上、接種内容を決めましょう。
2.狂犬病予防ワクチン接種
狂犬病は犬だけではなく人を含めたすべてのほ乳類が感染します。毎年5万人を超す方が世界中で亡くなっている怖い病気です。そのため狂犬病予防法が施行され、狂犬病予防ワクチンの接種が義務となっています。ペットの登録とともに1年に1回の接種を忘れずに行いましょう。詳しくは日本獣医師会ホームページ」をご覧ください。
3.フィラリア予防
フィラリアは蚊がペットを刺すことで感染し、心臓や肺動脈に入り込んで寄生する病気です。重症例では血液の循環が悪くなり咳や呼吸困難をおこし、死亡することもあります。フィラリアの予防には毎月予防薬を飲ませる方法や、年に1回予防注射をする方法などがあります。
山鹿市では4月~12月まで予防が必要になります。毎年忘れずに予防を行いましょう。感染の有無は血液検査(10分程度)で判定できますのでスタッフにご相談ください。
4.ノミ・マダニの予防
猫の予防と病気について
混合ワクチン接種
ワクチンは病気を予防する意味で非常に重要なものです。初年度は2~3 回の接種が必です。その後は1年に1回の追加接種で済みます。当院の混合ワクチンは3種、5種があり、それぞれ内容が異なります。獣医師と相の上、接種内容を決めましょう。
※5種については、接種前にFeLV・FIVの検査を行い、その結果に基づき接種が可能か決定します。
フィラリア予防
猫にもフィラリアが感染します。
フィラリアは蚊がペットを刺すことで感染し、血管に入り込み心臓や肺動脈に寄生する病気です。猫の場合、犬よりも抵抗力は強いのですが、フィラリアが死滅することにより、生体が反応を起こし症状がみられます。症状としては呼吸困難や咳、食欲不振、体重減少などです。悪化すると突然死を招きます。
フィラリアの予防は毎月予防薬を皮膚に滴下します。
山鹿市では4月~12月までの予防が必要です。毎年忘れずに予防しましょう。フィラリア寄生の疑いがある猫に対しても、投与できます。
ノミ・マダニの予防
ノミは13℃以上あれば増殖できるため、寒い冬でも室内環境中にはたくさん潜んでいます。マダニは日本全国に生息し、森林だけでなく、公園や川原などの草むらなどに潜んでいます。ノミ・マダニが猫に寄生すると、吸血されるだけでなく、さまざまな病気にかかる可能性があります。また、大量に寄生すると、貧血を起こすこともあります。春~夏のあたたかい季節によく増殖・活動しますが、年間を通しての予防をおすすめします。ノミ・マダニの予防は予防薬を飲ませる方法と、皮膚に滴下する方法があります。詳しくはスタッフにご相談ください。
※フィラリア予防、ノミ・マダニの予防、お腹の虫にも効くオールインワン薬も取り扱っております。手軽に予防を始めてみませんか?